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NT京都2014に出展しました

 

先日の3/22、西院春日幼稚園・春日神社境内で開催された「NT京都2014」に、京都電創庵というサークルで出展してきました。ブースに来ていただいた方々に心より御礼申し上げます。
 

ブースの様子です。

 

20140323_85-1.jpg

 

サークルの出展物としては、RaspberryPiにタッチパネル付き液晶やI2Cキャラクタ液晶を接続したもの(写真中央)、OpenCVで画像認識してボールを追従したりライントレースするロボット(写真右)、あと私からは7セグブロックとコアラのマーチ振り機です。

 

コアラのマーチ振り機はプロトタイプを昨年製作しましたが、パワーが足りず、お菓子の形がほとんど欠けることすらなかったので、今回超絶パワーアップさせてみました。

 

20140323_85-2.jpg

 

材料としてはMDFを使用しました。初めは金属加工を考えていましたが、加工費と修正が必要となったときの手間を考えて、このように木材をベアリング繋ぐという構成しています。

機構は単純なクランクで、タミヤのギヤードモーター(540モーター)をPWMで制御しています。ただしフルパワーで動かすと動きが激しく壊れそうだったので、1/4にパワーを落としています。それでも十分な動力を得られます。

振った回数のカウント表示には7セグブロックを使っています。一応実用例(?)ということで。^^

 

NT京都2日前、試運転を兼ねて実際に振ってみた結果がコレです。

 

20140323_85-3.jpg

 

25000回振ったところ・・・やりました!大成功です!!

 

しかし残念ながら、NT京都の会場では失敗ばかりでした。

会場の室温が低いせいか、もしくは、中身が見えるように入れ替えた袋が原因なのか、きれいに1つの丸い塊になってくれませんでした。(そういうわけでブースの写真では白熱球で照らしているわけでして・・・)

成功する条件を調査する必要があるみたいです。

 

振っているところの動画はただいま準備中ですので、しばしお待ちを・・・

7セグブロック 正式版完成

昨年5月にblogに掲載した「7セグブロック」の正式版(頒布版)が完成しました。

 

20140311_84-1.jpg

 

「7セグブロック」とは、7セグメントLEDの裏にマイコン基板を付けてシリアル経由で表示を制御できるという、(特に何の変哲もない?)7セグメントLEDモジュールです。

昨年のプロトタイプ版では、送られてきたデータをただ表示するだけでしたが、正式版ではマイコンにブートローダーの機能を搭載して、ユーザー自身が作成したプログラムをシリアル経由で書き込み、実行させることができます。

しかも、接続しているモジュールのプログラムを一括して書き換えることができるので、プログラムの変更がかなり楽に行えます。また、マイコンがハードウェアUARTを搭載しているので、シリアル通信のプログラムも余計なことを気にせずに作成できます。

 

来たる3/22に、京都市の西院春日幼稚園・春日神社境内で開催される「NT京都2014」にて、キット形態での頒布を予定しています。現在、頒布に向けての最終作業中です・・・(マイコン1個1個丁寧にROMを焼き上げています)

価格は1個300円、4個セットで1000円となる見込みです。

 

頒布に先行してマニュアルを公開します。
7セグブロック マニュアル Rev1.0

NT京都2014では、『京都電創庵』のブースにて、実際に動いている7セグブロックも展示しますので、興味のある方はぜひお立ち寄りくださいませ~。

 

Intel Galileo購入

正直、待ちくたびれました。

 

20140116_83-1.jpg

 

昨年の11月末あたりに、某店で予約が始まり、早々に申し込みました。当初12月に届く予定でしたが、インテル側の諸事情により延期。

今月1/11に発売開始ということで秋葉原の店頭に姿を現したらしいのですが、私の手元には一向に来る気配が無く、休み明けの15日にようやく届くという、もう予約した意味がないほどのグダグダ感でした。

 

当初噂されていた通り(?)使い勝手があまり良くないらしく、ネットを徘徊してもLチカ以外の活用例が見つからないような・・・どう使っていいのか見出せない、というところなのでしょうか。

その程度のことなら別にArduinoでいいじゃん」とか、「RasPiでいいじゃん」とかになってしまいますし。じゃあ小型PCとして、と言ってもグラフィックの出力はありません。立ち位置が微妙ですね・・・

私自身、Arduinoのスケッチが動くという売りには興味が無く、小型Linuxマシンとして、また可能であれば、miniPCIeに無理やりグラフィックカード繋げて、古いOSとかFlashが動けば面白いよね~ということで購入してみました。

 

さて、到着して早速火を入れ・・・いえ、実はまだ現時点で電源ONすらしていません。ひとまずIntelのサイトから関連資料を集めてきて、おもしろ改造ができないかな、ということで、回路図を眺めてみました。

 

ざっくりとわかったことは、

 

  • Quark-X1000にPCIeは2レーンあるが、実際にminiPCIeスロットに接続されているのは1レーンのみ
    → miniPCIeスロットの仕様で1レーン分しかピンが割り当てられていませので、当たり前ですが・・・
  • USBコネクタ横のシリアルROMにBIOS(?)が入っていて、その横のピンからSPIで内容をR/Wできる
    → カスタム化したものを入れたり・・・
  • USBバスパワーで動かすことができないなら、Q3B2のPchMOSFETは不要
    → Intelの資料では、
    "You must use the power supply or you will damage the board."
    "Always connect the 5V power before the USB connection."
    とわざわざ書いてますし、この部品外したほうが実は幸せになれるのではと。
  • 秋月電子のACアダプタが使える
    → 回路図からではありませんが、サイズと極性が同じですので、より小型の秋月のもの(2A)が使えます。

 

まずは、電源を入れた方がいいですね。^^

Raspberry Pi 電源用USBポートのシリアル化

1年間くらい積み状態にしていたRaspberryPiを最近ぼちぼちと触り始めました。

私としては、RaspberryPiは高性能なマイコンボードという位置づけで、基本CLIでの使用が前提、GUIを使って何かをする予定は今のところありません。

そういうこともあり、HDMI等の各種ケーブルを接続するのが非常に面倒と感じていました。

USBの無線LANアダプタを挿してtelnetやsshで接続すれば、電源用のUSBケーブル以外からは開放されるのですが、無線LANを使わずに(使えない状況でも)済む方法にしたいと考えていました。

といっても、これはすでに多くの人がやっている方法でしょうけど・・・
電源用のUSBポートを改造して、シリアルで接続できるようにしてみました。

 

秋月電子で売っている「FT232RL USBシリアル変換モジュール」を、GPIOと電源用USBポートにそれぞれ繋ぐだけという、USBコネクタの細かい半田付けを除けは非常に簡単なものです。

 

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USBコネクタ部分

20131205_81-2.jpg

 

Raspbianの場合、インストール後は特に設定を変更しなくてもシリアルコンソールからのログインができます。

 

電源供給という目的だけでUSBのコネクタを使うくらいだったら、USBデバイスの口として初めからシリアルが使えるようにしてくれていれば良かったのですが・・・

ひょっとするとPCに接続する構成を当初は考慮されていたのかもしれませんが、電流制限の関係でやめたのでしょうか。最近のマザーボードだと(マザーによるかもしれませんが)RaspberryPiを一つ繋げた程度でUSBポートが落ちることはありませんね。

 

古い時計用7セグLEDモジュールを活用しよう!

どうも。7セグLEDマニアです。

 

遥か昔のことになりますが、デジット(もしかしたら共立電子のほうかもしれません)で時計用7セグLEDのモジュールを購入しました。

型番は「CSK-655THN-24」。当時の購入価格は不明。

購入後、あまり開けることのない部品箱に放置され続け、存在すら忘れかけていました。1ヶ月ほど前に偶然掘り出したのを機に、これを使った時計を製作しようと思い立ちました。

また時計でスミマセン・・・

 

時計用7セグLEDモジュール(以下「7セグ」)の添付資料はすでに紛失していて、製造メーカーが日本なのか海外なのか、それすらもうわかりません。
ただ当時は、日本のエレクトロニクス業界は今と違って絶好調の時代だったので、おそらく日本のどこかのメーカー製だと思われます。

さてこの7セグ、ピンアサインは下記のようになっています。
(資料がないので、7セグのピンアサインは実際に点灯させて探りました)

 

20131123_79-1.jpg

 

カソードコモンでカソードが4本。
表より、一般的な桁ごとにスキャンするタイプのダイナミック駆動とはかなり異なっています。この7セグ専用のICなんかがあったのでしょう。

もちろん専用ICなんて持っていませんので、適当なマイコンで動かしました。

7セグのアノード側の端子が多いので、ポートをたくさん持っているATMEGA16を使いました。マイコンを含め部品は全て部品箱にあった手持ちのものを使っています。ですので、多少オーバースペックな部分もあるかもしれません。

 

時計の回路図とプログラムはGithubで公開しています。

https://github.com/oks486/csk655_clock

 

回路に関しては、至って普通のマイコンを用いた回路です。7セグの4本あるカソードは、表の色で分けているように2つに分けて駆動します。

プログラムについては結構適当な構成ですが、一応時刻補正できるような仕組みを(無理やり?)ねじ込んでいます。それとタイマ1を使っていますが、割り込みは使っていません。この程度のプログラムに割り込みは不要でしょう。

時刻補正値は、使用する水晶振動子やその他要因で変わりますので、しばらく動かして誤差を測ってから設定します。

製作した時計では補正無しで1日あたり3秒進んだので、補正値としては、CORR_COUNT=25920、CORR_DIRECTION=1 として、進んだ分を相殺しています。

 

ここまで書いてふと、こんな7セグを持っている人なんてまずいないだろうし、誰得記事なんだろう・・・と思いましたが、まあ俺得ということで。

 

完成した時計の外観

20131122_79-2.jpg

 

7セグを外したところ

20131122_79-3.jpg

今後もさらなる7セグ探求の旅は続きます。

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