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AviUtl 音声エンコードエラーへの対処法

  • 2014/04/04
  • カテゴリー:PC

先日、コアラのマーチ振り機の動画をAviUtlで作成していたのですが、最後に"拡張x264出力(GUI)Ex"をする段階でハマってしまいました。

 

マニュアル通りにmp4ファイルを出力させようとすると、

auo [error]: 出力音声ファイルがみつかりません。NeroAacEnc での音声のエンコードに失敗しました。
auo [error]: 音声エンコードのコマンドラインは…
auo [error]: ".\exe_files\neroAacEnc.exe"  -ignorelength -lc -br 128000  -if "-" -of "C:\...\test_audio.m4a" 

といったエラーが出てしまいました。

 

ググってみると、環境を再構築しろとか書いてあったりして、構築の段階でうまくエンコードできることは確認しているのに・・・と思いつつ、半信半疑でAviUtl関連を全て再インストールしてみましたが、やはり状況は変わらず。
 

その構築段階のお試しエンコードでは、エンコード中にm4aファイルが生成されることは確認していました。エラーが出ているときは生成されていないので、BGMに使用したmp3ファイルか、もしくは動画の音声部分か、とにかく変換に失敗する原因を調べるために、下記のことを行いました。
 

  • 拡張編集で、BGM以外のレイヤーを全て削除
  • 拡張編集で、動画以外のレイヤーを全て削除

 

目論みでは、どちらかうまくいくはずです。ところが、結果はどちらとも上記のエラーが出てエンコード失敗。

そこで次に、
 

  • 新規に編集プロジェクトを作成し、BGMのmp3のみ追加
  • 新規に編集プロジェクトを作成し、動画のみ追加

 

不思議とこれは両方ともエンコードに成功しました。エンコードに成功しているため、環境や元のファイルが原因とは考えにくいです。
 

さらに試してみました。 

  • 既存の編集プロジェクトから、レイヤーを全て削除(何もない状態)

これはエンコードに失敗しました。 

  • (拡張編集から)新規の編集プロジェクトを作成、最終フレームを適当に設定し、何もない状態でエンコード

これは成功しました。

つまり、編集プロジェクトが壊れているか不整合が発生している(しかもAviUtlはそれを検知できない)可能性が高い、と推測するのが妥当なようです。なぜそうなってしまったのか不明ですが、とにかく対処法を考えることにしました。

 

プロジェクトファイルが壊れているということは、編集を一から全てやり直さなければならない、ということになります。動画編集の最後の段階まで来ているのに、さすがにそれは絶対にやりたくありませんでした。

結局のところプロジェクトファイルは、極端に言えば、オブジェクトをどこに置いてどうエフェクトかけて、ということが書かれているに過ぎません。その情報さえ新規プロジェクトに反映できれば、初めからやり直すことは回避できそうです。

 

長々と書いてしまいましたが、結局どうやったかと言えば、
 

  • 既存のプロジェクトを読み込んだ状態で、「拡張編集 > ファイル > オブジェクトファイルのエクスポート」でexoファイルを作成
  • 新規プロジェクトを作成し、「拡張編集 > ファイル > オブジェクトファイルのインポート」で先ほど保存したexoファイルを読み込み

 

これで、新規プロジェクトへ、既存のプロジェクトの状態を移行できたはずです。後はプロジェクトの保存を忘れずにしましょう。

上記のような音声エンコードのエラーが出て、レイヤーを全て削除してもエラーが残る場合は、この方法を一度お試しあれ。

 

Intel Galileo購入

正直、待ちくたびれました。

 

20140116_83-1.jpg

 

昨年の11月末あたりに、某店で予約が始まり、早々に申し込みました。当初12月に届く予定でしたが、インテル側の諸事情により延期。

今月1/11に発売開始ということで秋葉原の店頭に姿を現したらしいのですが、私の手元には一向に来る気配が無く、休み明けの15日にようやく届くという、もう予約した意味がないほどのグダグダ感でした。

 

当初噂されていた通り(?)使い勝手があまり良くないらしく、ネットを徘徊してもLチカ以外の活用例が見つからないような・・・どう使っていいのか見出せない、というところなのでしょうか。

その程度のことなら別にArduinoでいいじゃん」とか、「RasPiでいいじゃん」とかになってしまいますし。じゃあ小型PCとして、と言ってもグラフィックの出力はありません。立ち位置が微妙ですね・・・

私自身、Arduinoのスケッチが動くという売りには興味が無く、小型Linuxマシンとして、また可能であれば、miniPCIeに無理やりグラフィックカード繋げて、古いOSとかFlashが動けば面白いよね~ということで購入してみました。

 

さて、到着して早速火を入れ・・・いえ、実はまだ現時点で電源ONすらしていません。ひとまずIntelのサイトから関連資料を集めてきて、おもしろ改造ができないかな、ということで、回路図を眺めてみました。

 

ざっくりとわかったことは、

 

  • Quark-X1000にPCIeは2レーンあるが、実際にminiPCIeスロットに接続されているのは1レーンのみ
    → miniPCIeスロットの仕様で1レーン分しかピンが割り当てられていませので、当たり前ですが・・・
  • USBコネクタ横のシリアルROMにBIOS(?)が入っていて、その横のピンからSPIで内容をR/Wできる
    → カスタム化したものを入れたり・・・
  • USBバスパワーで動かすことができないなら、Q3B2のPchMOSFETは不要
    → Intelの資料では、
    "You must use the power supply or you will damage the board."
    "Always connect the 5V power before the USB connection."
    とわざわざ書いてますし、この部品外したほうが実は幸せになれるのではと。
  • 秋月電子のACアダプタが使える
    → 回路図からではありませんが、サイズと極性が同じですので、より小型の秋月のもの(2A)が使えます。

 

まずは、電源を入れた方がいいですね。^^

AMDの罠

  • 2012/07/28
  • カテゴリー:PC

数ヶ月前にメインPCを AMD から Intel へと鞍替えしました。
CPUとマザーを変えただけなので、新旧構成の違いは下記の通り。

 

旧構成
CPU: AMD Phenom II X4 910e
Mother: ASUS M4A88TD-M EVO/USB3

新構成
CPU: Intel Core-i7 3770T
Mother: GIGABYTE GA-B75M-D3H

 

OSはWindows7を使っていましたが、再インストールが面倒臭かったので、AMD系ドライバを全てアンインストール後、CPUとマザーを入れ替え、Intel系ドライバのインストール、という手順で移行作業をしました。

 

Windows7は無事に立ち上がり、ドライバのインストールも難なく終了。ところが、Intel HD Graphics 4000 のドライバだけがうまく動きません。デバイスマネージャで詳細を確認してみると・・・

このデバイスが使用できる空きリソースが不足しています。(コード12)
このデバイスを使用する場合は、このシステムのほかのデバイスの 1 つを無効にする必要があります。

リソースを調べましたが競合はなく、各々きちんと割り当てられています。他のデバイスを無効にしてみても、BIOSで切っても変化はなし。また、ドライバを再インストールしても改善しません・・・

 

Google先生に聞いてレジストリをいじりましたが(HackFlagsの値)、こちらも効果なし。これといった対処方法が見つからなかったので、結局余っていた RADEON HD5450 のカードを増設し、オンボードを切ることにしました。とりあえずデバイスマネージャでは、見た目不具合がないようにしました。

しかし旧構成の時と比べ、明らかに起動後デスクトップが表示されるまで待たされる・・・起動はドライブはSSDなのに・・・

うーんやっぱり気になる! ということで今回再び解決を目指してみました。

 

まず考えられることは、AMD(ATI)のドライバをアンインストールしましたがゴミを残してるんじゃないか、ということです。その昔ATIのドライバはいろいろ言われていた時期もあり、あっても不思議ではありません。

 

ひとまずブートログを取得して見てみることにします。
ブートログは起動時にF8を押すとログを取るオプションを選ぶことができます。またログの場所はSystemRoot(標準では C:\Windows?)にある ntbtlog.txt です。
 
取ったログを 「amd」 や 「ati」 で検索してみると、

Loaded driver \SystemRoot\system32\DRIVERS\AtiPcie.sys

という箇所を発見。やっぱりゴミが残っていたようです。名前からしてPCIe(PCI-Express)関連のドライバみたいですので、ますます怪しい。早速デバイスマネージャでデバイスを一つ一つ確認していくと 「システムデバイス - PCIバス」 のドライバ詳細に AtiPcie.sys がリストアップされていました。

 

思いきってPCIバス自体を削除し再起動すると・・・

なんと HD 4000 のリソース不足が解決しているではありませんか! PCIバスのドライバ詳細をみると AtiPcie.sys が消えて pci.sys になっています。

やったね!! (´∀`)bグッ!

 

と思うと同時に、きちんとアンインストールしてくれないAMDに対してモヤモヤするのでした。

 

ubuntu10.04 server + 3TB-HDDでちょっとハマる

現在Shuttleの古いベアボーンSG31G2と、ACアダプタのPC62で超静音ローカルファイルサーバを立てています。ファイルサーバといっても単なるファイル置き場として使っている程度で、また速度も特に求めていないので、RAIDは組んでいません。

つい先日お給料が入ったのを機に、ファイルサーバ増強を兼ねて3TBのHDDを試しに購入してみました。1TB+2TBというこれまでの構成から、3TBのHDDをブートドライブとして3TB+2TBの構成にするつもりです。購入したHDDはHGSTの0S03088。いやはやHGSTもいずれはWDになってしまうんですね…

 

OSは64bit版のubuntu-server(9.10?)を使っていますが、3TBのHDDへ10.04を新規でインストールすることにしました。

とりあえず、インストールでは何も考えずにガイドでディスク全体を使うように指定。
昔は「/usrはxxMB、/varにxxMB…」とか律儀にやっていましたが、さすがに今の大容量時代、個人で使う分にはその必要性もないような気がします。

作業はすんなり終わり、CDを取り出してリブート。起動するのを待ちます。ところが…

grub rescue>

おや?rescueなプロンプトが出てきてしまいました。
コマンドをいろいろ叩いて調べてみると、GPTディスクにはなっているようですがlsコマンドで中を見ようとすると「unknown filesystem」と怒られます。

 

もしやと思い、今度は20GBだけ領域を確保してOSをインストール、残りの領域は一旦放置しておきます。インストールはこちらも問題なく終わりました。リブートすると…無事に起動しました。

ブートローダーにGRUB2ではなくGURB Legacyがインストールされている??
「起動したからまあいいや」ということで結局調べていませんが、もう少し待って11.04を使ったほうが良かったのかもしれませんね。あと放置していた残りの2TB以上の領域は、その後問題なく使えています。

 

とにかく"非EFIマシンを使ってGPTで2TB超のHDDにクリーンインストールした事例"というのが、まだまだ少ないようです。

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