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Raspberry Pi 電源用USBポートのシリアル化

1年間くらい積み状態にしていたRaspberryPiを最近ぼちぼちと触り始めました。

私としては、RaspberryPiは高性能なマイコンボードという位置づけで、基本CLIでの使用が前提、GUIを使って何かをする予定は今のところありません。

そういうこともあり、HDMI等の各種ケーブルを接続するのが非常に面倒と感じていました。

USBの無線LANアダプタを挿してtelnetやsshで接続すれば、電源用のUSBケーブル以外からは開放されるのですが、無線LANを使わずに(使えない状況でも)済む方法にしたいと考えていました。

といっても、これはすでに多くの人がやっている方法でしょうけど・・・
電源用のUSBポートを改造して、シリアルで接続できるようにしてみました。

 

秋月電子で売っている「FT232RL USBシリアル変換モジュール」を、GPIOと電源用USBポートにそれぞれ繋ぐだけという、USBコネクタの細かい半田付けを除けは非常に簡単なものです。

 

20131205_81-1.jpg

USBコネクタ部分

20131205_81-2.jpg

 

Raspbianの場合、インストール後は特に設定を変更しなくてもシリアルコンソールからのログインができます。

 

電源供給という目的だけでUSBのコネクタを使うくらいだったら、USBデバイスの口として初めからシリアルが使えるようにしてくれていれば良かったのですが・・・

ひょっとするとPCに接続する構成を当初は考慮されていたのかもしれませんが、電流制限の関係でやめたのでしょうか。最近のマザーボードだと(マザーによるかもしれませんが)RaspberryPiを一つ繋げた程度でUSBポートが落ちることはありませんね。

 

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