iPod nano 1G バッテリーレス化で再活用 その2
- 2011/01/08
- カテゴリー:電子工作
- タグ:iPod nano バッテリーレス化
前回改造したiPod nanoを車へ持っていき接続してみました。
何の車に乗っているかはさておき、現在のカーオーディオ環境は、カロッツエリア DEH-P099 にiPod用アダプター CD-IB10II を組み合わせた割合古い構成になっています。
接続すると起動しましたが、次の瞬間…
うーん。
起動画面表示後にバッテリーが空というエラー表示になり、その後再起動を繰り返してしまいました。
前回のチェックでうまく動作することは確認済みですし、バッテリーの代わりにレギュレータから給電しているはずなのでバッテリーが空ということは考えられません。
一体どういうことでしょうか??
ヒントは、レギュレータの電源をどこから取ったかにありました。
この改造ではUSBの電源ラインから取っていますが、iPod nano 1Gで使えるインターフェースはUSBだけではありません。FireWireも使えます。そしてCD-IB10IIはFireWire経由でのみiPodへ電源を供給する仕様となっていました。
USBの電源ラインとFireWireのそれとは別系統になるので、レギュレータには給電されず4Vが出ないためバッテリーが空と認識されてしまったわけでした。
ではどうしましょうか。
まずCD-IB10IIを改造してUSB電源を供給できるようにする手が考えられます。ただしCD-IB10IIのDockコネクタが全ピンあるのかどうかもわかりませんし、何より面倒臭いのでやめます。その代わりAmazonで「dockStubz」なるものを購入してみることにしました。
早速リベンジ!
今度はエラーが出ることなく無事に起動しました。再生もバッチリです。
めでたしめでたし。