~ なんとかしてみるblog ~
このページでは「7セグブロック」について解説します。
7セグメントLEDの表示をシリアル通信で制御できるようにしたものです。
例えば8pinマイコンのように、十分な端子数を持っていないマイコンでも、7セグメントLEDによる表示を実現できます。
ただしシリアル通信(ハードウェア/ソフトウェア UART)ができることが必須です。もちろん、ArduinoやRaspberry-Piに接続することも可能です。
7セグブロック独自の機能としては、
いわゆるMake系のイベントに「京都電創庵」というサークル名で参加します。そこで頒布する予定です。
完成品とキットの両方を用意しています。キットについてはTSSOPパッケージのマイコンを半田付けできる方、電子工作中級者以上向けとになります。また、キットに同封される7セグメントLEDは、高輝度ではない赤色(初めの画像の一番左)のものとなります。
下記イベントにて配布を予定しています。
出展選考に当選した場合に限りますが、当選しなかった場合でも、他のブースで一緒に置かせて頂く形で頒布するかもしれません。なお諸事情により、委託販売等の予定は今のところありません。
(どこのご家庭にもある)Arduinoを下図のように接続します。
Arduinoスケッチを書きます。
unsigned int num = 8;
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
Serial.println(num, DEC);
}
2桁以上の場合も7セグブロックを追加するだけでOKです。スケッチは変更なしで動きます。(扱う数値に応じて変数の型は変更してください)
キットの製作方法、制御方法、ユーザー作成プログラムについての詳細など
7seg-block Bootloader Firmware (PIC-ASM) - GitHub
キット付属の7セグメントLEDと異なるLEDを取り付けることも可能です。
文字サイズが0.56インチのLEDであれば、だいたいどれもピン配置は同じようです。詳細は各LEDのデータシートを参照の上、ご検討ください。また、50mcd以上の高輝度LEDを使用する場合は明るすぎることもあり、360Ωの抵抗8個を1kΩに変更することをお勧めします。